十三湖流のシジミ汁は塩7、味噌3
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シジミてんこ盛りのシジミ汁。
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   湖畔に建つ民宿兼食堂「和歌山」でシジミ定食を注文。十三湖流のシジミ汁はシジミがてんこ盛りで一目惚れです。汁はまるでとんこつスープのように白濁して、むせかえるほどの香りが鼻をなでるのです。
汁をすすりますと、濃厚な旨味が舌に広がります。それでいておしつけがましさがありません。殻から身を取り出して噛みしめますと、ぷっくりとした身がはじけ、複雑に入り混じった味わいがじわっと伝わってきます。おそれいるばかりのおいしさです。
「味噌を入れ過ぎるとシジミの風味が生きません。ここでは塩7、味噌3とよくいいます。ですから、ここではシジミの味噌汁といわないで、シジミ汁、または単におつゆと呼ぶんですよ」と教えてくれたのは、十三湖畔にある道の駅「十三湖高原」の代表・山内守榮さん。
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シジミのバター焼き。
滋味あふれる逸品。
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シジミ定食のバター焼きは、大きめのシジミを殻ごと陶板で熱したものです。野趣ゆたかな旨味にあきれるほどでした。
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道の駅「十三湖高原」(рO173・62・3556)では青森県十三湖のシジミを電話注文で産直している。 |
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