生きている足と頭と耳をハサミで切ってほおばる
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ブドウイカの活き造り
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「なかむら」の夕食は
海の幸がいっぱい
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民宿「なかむら」(0770-47-1105)の夕食の膳を前にすると、ブドウイカの活き造りが目に飛び込んできました。耳と頭と脚の部分を生かしておいて、胴を造りにしてあります。皮をむいていない耳や頭の色素が次々に変わるのは生きている証拠。胴の部分の上品な甘味をさんざん楽しんだあと、いよいよ耳と足と頭です。ちょっと残酷ではありますが、添えてある料理ばさみで適当な大きさに切って、小さな肝をからめて口に放り込みました。「マイカのうまさに比べれば、アオリイカなんて問題ではない」という中村さんの言葉に納得です。
この日の「なかむら」の夕食は、ほかにスズキ姿造りとアワビとマアジの刺身盛り合わせ、カマス塩焼き、黒メバル唐揚げ、メジナ煮付け、サザエ壺焼き、殻付きウニ、モズク酢など海の幸がズラリ。今朝の小定置と刺し網で獲ったものがほとんどで、新鮮このうえない海の幸に感謝するばかりでした。
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