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5〜7月の日本海は穏やかな日が多い。
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まだ暗いうちに中村東洋士さんは小定置網漁に出漁した
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常神半島は若狭湾のほぼ中央にあり、まるで海中に揺れるワカメのような形をして細長く突き出ています。常神はそのワカメの先端にある小さな集落。大敷網、小型定置網、刺し網、一本釣り、素潜り、籠網、サヨリ網などの漁法が盛んで、四季にわたって豊富な魚種が水揚げされます。また25軒の民宿が散在する常神は、おいしい魚めあての客を多く集める観光の土地でもあります。
民宿「なかむら」をいとなむ中村東洋士さんは、三方町漁協常神支部組合員の漁師でもあり、1年を通して小定置網漁に出漁しています。アジやスズキを通年水揚げするほか、マス(1〜3月)、ケンサキイカ(1〜3月)、ヤリイカ(1〜4月)、メバル(1〜4月)、コウイカ(3〜4月)、サゴシ(4〜5月)、サヨリ(5〜6月)、メジナ(5〜6月と9〜10月)、ブドウイカ(5〜7月)、サワラ(9〜10月)、アオリイカ(9〜12月)、クロダイ(10〜6月)などを狙います。
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