宮城県・志津川漁協
 
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海上から市場方面を見る
 秋サケ漁と養殖ガキの水揚げが始まった志津川へ出かけることになったが、南三陸と呼ばれるこの辺りの位置関係がどうも曖昧で交通機関に悩んでいた。ところが、仙台から東北本線の小牛田(こごた)経由で気仙沼まで行く快速電車に乗ると、乗り換えなしの1時間ちょっとで志津川駅に着くと知りホッとした。仙台発『南三陸1号』は、 郊外に出るとしばらく稲刈りの終わったのどかな田んぼの間を走った後、北上川の鉄橋を渡り、かなり長い横山トンネルを抜け、やがて右側の窓から急に海が見えたと思ったら間もなく志津川駅に止まった。
県下の漁協をリード
  漁協の本所事務所に入ると、奥の方から「清水さんですか?」と声をかけられた。それが遠藤一男参事で、早速、芳賀(はが)長恒専務理事、高橋勝彦課長代理を交えて話を聞かせていただいた。
カキの殻の山

 志津川町漁協は平成13年4月1日に戸倉漁協と合併し、宮城県唯一の“認定漁協”の指定を受けるとともに県下の漁協をリードする役割を担っている。組合員数は982人で、所属漁船は1〜3d級を主体に1,136隻。合併初年度の2001年度の統計によると、もっとも水揚げ数量が多いのがギンザケ養殖1,969dで、漁船漁業8,284d、ギンザケ養殖1,969d、ホタテ養殖772d、カキ養殖642d、ワカメ養殖362dとなっており、金額では漁船漁業12億円、カキ養殖6億4千万円、ギンザケ養殖5億9千万円、ホタテ養殖1億9千万円と続いている。

 
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県下の漁協をリード





カキ工場を見学
定置網の秋サケ
進水式に遭遇


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