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福岡県糸島漁協
漁村の自慢料理
西崎ミサヲさんは地の魚を加工品に
西崎ミサヲさん

野北支所のすぐ近くに住む有名人、西崎ミサヲさん(80歳)を訪ねた。野北で生まれ育ったという西崎さんは、以前はご主人が組合長を10年、ご自身も婦人部長を8年間務め今なお活躍されている。つい先だっては、県・漁婦連の幹部会(研修会)で講師にも駆り出された。《漁村の自慢料理》として、@トーフ入り魚肉コロッケA小ダイの酢漬けの作り方を紹介したのだ。この二品は「志摩の朝市」「志摩物産直売所」に出している商品で、西崎さんが一人で考案し料理しているもの。もともと料理が好きで、それまでもみりん干し、さつま揚げなどを出品していたものの、「干物は誰にでもできるし、商品のマンネリ化を感じた」結果、5年前から作り始めたところ大人気で飛ぶように売れてしまう。おかげで朝市の日は午前2時半から起きて取りかからなければならない。「とてもボケてなんかいられない。働いている方が元気でいられる」と健康そうな顔で話してくれた。@は豆腐と魚の割合が大事で、魚は脂の多い方が良い。1パック6個入りが300円。Aは二双吾智網漁のある5〜12月の期間商品。1パック500円。
《トーフ入り魚肉コロッケ》***********************************
材 料
魚(300g)
イカ(200g)
豆腐(一丁)
野菜(季節の青菜・玉ねぎ・人参・キャベツ)
調味料:
酒・砂糖・洋コショー・片栗粉・塩・パン粉
作り方  @魚の身とイカ(ゲソだけでも良い)をミンチにかける。
      A豆腐はよく水分を切り小さくする。
      B野菜はみじん切りにする。
      C@とAを合せてよく混ぜる。
      D調味料を入れて混ぜ、最後に野菜のみじん切りを入れて混ぜる。
      E好みの形に調えてパン粉をつけ油で揚げる。
《小ダイの酢漬け》****************************************
材 料
小ダイ…5〜6cm位(鮮度の良いもの)
調味料:酒・砂糖・酢・みりん・塩
 
作り方   @小ダイのウロコ・内臓・頭を落としよく洗う。
       A3枚におろし、魚の身を締めるため塩をふり、1晩冷蔵庫に寝かす
       B身が締まったら、水で洗って水分をよく切る。
       C調味料を合わせた中につける。
       (ウロコ・内臓・頭等を落として塩に漬け、3枚にすることもできます)

 

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