----- 海女の歴史が息づく奥能登に冬の日本海漁業があった(P6)-----
 
石川県・輪島市漁協
ハマチが好漁で高値出る
タンクの中もハマチでうまる
 翌朝はかなり冷え込み、6時に販売課事務所を訪れると福平課長がストーブに当たっていた。ハマチの事を聞いてみると、「全体で38dの水揚げ。金沢市場に2,800箱出したのが1箱2,000円の好値だった」と聞き何だかうれしくなったが、昨夜は12時近くまで荷捌き作業に追われたこと、今朝も残りの分を箱詰め出荷すると知り「体力勝負だな」と思う。次々に現れた職員たちは疲れた様子も見せず早速ハマチの箱詰め作業に取りかかった。
 輪島市漁協の年間操業日数は150日だが、冬場はシケのため船が出せず2月の出漁日は「あって4〜5日」だそうだ。それだけにいったん出ると漁師も頑張って操業するので1回の水揚げ量も多く、それに伴い漁協職員も仮眠室で待機するなど「数日帰宅しない」こともあるようだ。
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ハマチが好漁で高値出る
セリには朝市の出店女性陣が
女性部と地元の料理
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