頭と殻から絶品のだし
  
食べ頃の中サイズ

船上で5段階のサイズに仕分けする
 エビミー水産では、ヒゲナガエビを特大、大、中、中小、小の5段階に分けています。中から特大までは、塩焼きやから揚げ、フライ用として頭付きのまま出荷。中小サイズは刺身用として頭と殻を取り除き、小サイズはむきエビに加工して販売しています。
「このエビは頭と殻がやわらかいから、姿のままフライなどに利用できます。見栄えがいいし、おいしくて栄養もあるということで人気があるんですよ」と倉津さん。
 地元ではこんな食べ方が好まれているとも教えてくれました。特大から中サイズの背中を開いて背ワタを取り除き、そこにマヨネーズをのせて電子レンジで温めるのだそうです。倉津さん自身は中サイズをフライパンでから炒りして、塩とコショウをふるだけの簡単料理が大好物だそうです。
  特大から中サイズまでの殻付きで天ぷらを作るときは、頭と殻と背わたを処理する必要があります。この取り除いた頭と殻をサバと一緒に醤油仕立てで煮ると、びっくりするほどおいしいサバの煮付けができあがります。味噌汁に加えても絶品のだしになりますので、頭と殻は絶対に捨てないこと。
大サイズはそのままパッケージ
唐揚げに向く大サイズ




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美味で人気の小エビ
水深400メートルを網で曳く
頭と殻から絶品のだし
ぷりぷり感が楽しい
ヒゲナガエビの料理