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イカ イカ食ばなし

食材としてのイカ
イカ写真 煮てよし、焼いてよし、生でよしのイカは日本人がもっともよく食べている食材の一つ。日本でイカと呼ばれる仲間には、ヤリイカ、アカイカ、ムラサキイカ、モンゴウイカ
などがあるが、日本近海で最も多く漁獲されているイカはスルメイカ。イカの種類は450種近く、日本近海だけでも80種ほどあるといわれ、モンゴウイカなどの甲のあるコウイカ類と、スルメイカ・ヤリイカなどの甲のないツツイカ類に大別される。
 スルメは本来、漢字で「魚易(魚へんに易で1文字)」と書くが、「あたりめ」と呼ぶのは商売で「擦る」という言葉は縁起が悪いから、また、「寿留女」と書くのは花嫁が永くその家に留まっていれるようにと願ったことからきている。また「イカサマ」は、イカは驚くと動きを止めて死んだように見せる習性に由来。
 夜に漁り火を灯しながら行うイカ釣り漁業の歴史は古く、鎌倉時代から行われていたといわれている。近年は冷凍技術の発達により、遠洋物も増えている。日本人が一年間に食べるイカの量は年間でおよそ45万トン。



旬と産地

イカの分布 この時期が最高!→ 8月 〜10月
通年とれるが、夏から秋にかけて旬。特においしいのは秋。
イカは日本各地の暖流域に分布し、日本近海を大きく回遊する。
冬生まれの群れは主として三陸から北海道にかけての太平洋側で、
秋生まれの群れは主として日本海側で水揚げされる。

国産物の生産地トップ3 (平成12年度)
1)青森県
2)北海道
3)石川県



栄養〜イカに多く含まれる栄養と効能〜
栄養素
高タンパク質
低カロリー
低脂肪
タウリン







〜これに効く!〜
ガン予防。
コレステロール値を下げる。
肝臓の解毒作用。
胆石の予防。
神経系機能の改善に効く。



漁師直伝!おいしいイカの見分け方
肉厚のもの。
指に吸盤が吸いつく。
身がしまっていて、透明感があるもの。
ワタ焼けのしていない(内蔵がくずれていない)もの。
背のこげ茶色の斑点を指ではじくと明かりがついたり消えたりするもの。(イカ提灯)



イカの漁法
イカつり漁法




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