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アサリ アサリ食ばなし

食材としてのアサリ
アサリ写真 アサリは全国各地でとれ、日本の食生活になくてはならない、なじみ深い食材のひとつ。春が近づくにつれてうま味とおいしさが増す。アサリは昔から滋養のための食として親しまれ、生産量も貝の中で最も多い。日本各地の内湾に多く分布し、海岸の砂や泥地にうまって生息している。住む場所によって殻の色、模様が違うが、殻の表面がザラザラしており、茶と黒の模様が入りまじっている。環境のよいアサリは殻がうすくて模様がはっきりしているが、環境の悪いアサリは殻が厚く身が細くなっている。内海ものと外海のものの2種あるが、外海ものの方が潮の香りが強い。日本人が一年間に食べるアサリの量は年間でおよそ10万トン。



旬と産地

旬は地方によって異なりますが、春と秋から冬にかけてです。
日本全国に広く分布。代表的な産地は、有明海、瀬戸内海、伊勢湾、三河湾など。

日本各地の岩礁地帯に分布しているが、生産のほとんどは養殖。
国産物の生産地トップ3 (平成12年度)
1)愛知県
2)千葉県
3)三重県



栄養〜アサリに多く含まれる栄養と効能〜
栄養素
ビタミンA、B
ナトリウム
マグネシウム
リン
鉄分
亜鉛




〜これに効く!〜
胃弱体質の改善。
肝機能の回復。
味覚障害の予防。
貧血や骨粗しょう症の予防。
心臓病や動脈硬化の予防。
視力低下の予防。



漁師直伝!おいしいアサリの見分け方
殻がしっかり閉じている。
イヤなにおいのないもの。
貝殻の模様がはっきりしている。
塩水に入れると水管を出す。
弾力とツヤがある。



アサリの漁法
貝けた網(網の口を木や鉄の枠で固定した袋網を、船で引っ張り海底のアサリを採る)
腰まき(人間が海中に立って棒の先につめとかごの付いた漁具で、砂の中のアサリを掘り起こす)
大まき(船の上から棒の先に先につめとかごの付いた漁具で、砂の中のアサリを掘り起こす)




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