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国産ハマグリの6割を担う
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鹿島灘で採れる汀線(チョウセン)ハマグリは、一個で大人の手のひら一杯の大きな貝。いま食べ盛りです。ハマグリといっても、国産物はひと味もふた味も違います。いま、日本で流通しているハマグリの90パーセントは輸入物ですが、残りの10パーセントの半分以上は鹿島灘で採っています。資源が無限にある訳ではありません。この素晴らしい日本食の食材をこれからも収穫を続け、消費者の皆さんにも、賞味していただくために、私たちは徹底した資源管理をしているのです。
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ハマグリがとれるのは毎月1回だけ
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鹿島灘ハマグリは、大洗から利根川河口の波崎沖合いまで分布していますので、大洗、鹿島灘、波崎、波崎共栄の4つの漁協の組合員が、出漁する船の数、操業時間、一日の採捕量、使う漁具の大きさ(桁網)を決めた上に、売上金額もプール制にしているのです。ですから、一人で沢山採ったから儲けになるわけではありません。、したがって、一人の漁業者が操業できるのは毎月一度程度です。これだけで生活できませんので、ハマグリだけに頼ることを辞めて、釣りや釣り舟を経営しているのです。 | ||||
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ハマグリ資源を守るために
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茨城県でも、この大切なハマグリ漁場を持続的に利用していく為に、ハマグリの種苗生産の技術を開発してくれました。昭和60年代から稚貝の放流を続けていますが、去年からは1000万個の2ミリ程に成長した貝を漁場に放流しています。その成果は、調査中ですが、天然の状態では、大量の貝が発生するのは10年に一度程しかないので、継続的な収穫は難しいのです。 私たちは、これからも、人工種苗の放流と徹底した資源管理をつづけて、どこにも負けない鹿島灘ハマグリを皆さんにお届けしていきます。 |
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